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全く効果のないワクチンの人体実験、誰ひとりとして効いてない。

1996年ナイジェリアで、はしか、コレラ、髄膜炎の大流行で犠牲者が出た際、
ファイザーが未承認のワクチン「トロバン」を保健当局の承認や親の同意なしに子どもたち200人に投与11人が死亡、189人に重い後遺症がRT http://bit.ly/nDF0Ov






(事件が起きたナイジェリア・カノの子供達 “flickr”より By eekim
http://www.flickr.com/photos/eekim/2635131660/)

医薬品・医療関係者には御馴染みの企業に「ファイザー」という製薬会社があります。
2006年売上世界第1位の超大企業です。
日本で販売されている医薬品としては、高血圧治療薬の“ノルバスク”、高コレステロール治療薬の“リピトール”などは、その分野では最も多く使用されているもののひとつです。
他にも、睡眠薬の“ハルシオン”、認知症治療の“アリセプト”、更にED治療の“バイアグラ”、禁煙補助の“チャンピックス”などのユニークな医薬品もこの会社の製品です。

****米ファイザーの試験薬訴訟、ナイジェリア犠牲者と賠償金和解へ****
米医薬品大手のファイザーがナイジェリア北部のカノ州で、髄膜炎の子どもに未承認の薬を試験的に投与し、11人が死亡、多数の子どもに重度の後遺症が残ったとして、犠牲者の家族らがファイザーに賠償を求めていた問題で、ファイザーは賠償金の支払いに合意した。

26日、交渉筋に近い関係者が明らかにした内容によると、ファイザーが賠償金を支払うことで両者は基本的に和解し、3月にイタリア・ローマで示談書の調印を行う予定だという。数百万ドルといわれる和解金の正確な額は明らかにされていない。
同問題については、ナイジェリアのカノ州政府が犠牲者らを代理し、刑事、民事双方で裁判が行われていた。訴訟で州政府が要求していた賠償額は27億5000万ドル(約2700億円)。
関係筋によると、ナイジェリアの軍事政権時代に最高指導者を務めたヤクブ・ゴウォン氏と、ジミー・カーター元米大統領が交渉を仲介した。

事件は1996年4月に、ナイジェリア北部のカノ州で、はしか、コレラ、髄膜炎が大流行して3000人の犠牲者が出た際、ファイザーが未承認のワクチン「トロバン」を保健当局の承認や親の同意なしに子どもたち約200人に投与したもの。結果11人が死亡、189人に重い後遺症が残った。ファイザー側は過失を一切認めていなかった。
ファイザーに対してはこの件で、ナイジェリア政府も別の訴訟で65億ドル(約6370億円)の賠償を求めている。【2月26日 AFP】
*************************

【対処:変更せず、そのまま続行  結果:死亡】
ファイザー社の「トロバン」で検索すると、feed_the_world_0903さんのブログ「患者番号[0069]、年齢:10歳、性別:女 」(2007年7月4日)(http://blog.livedoor.jp/feed_the_world_0903/archives/64661033.html)がありました。
医薬品開発の実態を明らかにする非常に印象的な内容です。

***************
試験サイト番号[6587]  患者番号[0069]  年齢:10歳  性別:女
体重:41ポンド(18.6キログラム)

その記録には、少女は名前の代わりにそう記載されていた。
患者番号[0069]は試験番号[154-149]において、56ミリグラムの「薬」を投与された。
投薬から1日後、全身の力が抜け、片方の目は一点を凝視した。
投薬から3日後、彼女は死んだ。

記録には次のように記載されていた。
対処:変更せず、そのまま続行   結果:死亡
(後略)
【上記「患者番号[0069]、年齢:10歳、性別:女 」(2007年7月4日)より】
******************

「トロバン」はニューキノロン系と呼ばれる抗菌剤ですが、特に細菌性の脳炎、髄膜炎患者自体がアメリカ国内に少ないため、ファイザー社は早期の商品化のためこの関連データを必要としていたようです。

ファイザー社は、ナイジェリア当局に許可を得たと主張していますが、ナイジェリア政府は否定しています。
また、ファイザー社は、患者の子どもの親に新薬の実験であることを「口頭で伝えた」と言っていますが、親たちはファイザーのことも実験のことも知らなかったと言っています。
ファイザー社はアメリカで新薬の認可を得るために治験データを食品医薬品局(FDA)に提出した際に、病院の倫理委員会の承諾書等を偽造しています。

多くの新薬は世界中の特に発展途上国の貧しい人々を使って試験されているそうです。
貧しくて病院にも行った事のない人々は、他の薬の影響がないため試験データの収集には最適だという事情があります。

新薬の開発には治験が必要であり、その治験にはリスクがつきまといます。
それだけに“人体実験”とならないように、厳しいルールのもとで行う必要があります。
しかし、実際には“ルール違反”まがいの話もときおり聞きます。
アメリカなどでは新薬や新しい治療法にチャレンジすることに同意する患者さんも結構いるようですが、医療制度の違い、国民性の違いもあって、日本ではそうしたリスクをともなう治験について患者さんの同意を得ることが難しいといった話も聞きます。

同じ目的に使用する複数の薬剤、複数の治療法の評価のため、患者群を分けてそれぞれ別の薬剤・治療法があてがわれ、数年かけてその治療成績を比較するような確認試験も行われますが、試験途中で明らかに効果に差があることが判明し、それ以上その薬剤・治療法を継続することに問題があるような場合は、その薬剤・治療法の試験は中止されます。

薬剤だったか、治療法だったか、もう中身は忘れましたが、以前中国で行われた確認試験で“これだけ大きな死亡率の差がでました”といったものがありました。
その試験結果を聞いたとき、「どうしてそんな死亡率が大きく違うような試験を最後まで継続したのだろうか?」「死亡率の高いほうの試験で死んでいった患者さんはどうなるのか?」という疑問を感じたこともあります。

もし、途上国の貧しい人々によって行われる新薬開発のための治験が“いかがわしい”方法で行われているとすれば、主に私たち先進国の患者が使用する薬品が、途上国の人々の“人体実験”によって作られる・・・ということにもなります。

“対処:変更せず、そのまま続行  結果:死亡”・・・事務的な記述に恐ろしいものを感じます。
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各記事ごとに、ソース元はわかるように貼付していますので、ご不明な点はソース元でご確認ください。)

~翻訳者Hariさんのメッセージ~
私が大きく影響を受けた予防接種の参考本をご紹介させて下さい。

著者は、アメリカのホリスティック研究者であるDr.Tim O'Sheaで、
原本のタイトルはThe Sanctity of Human Blood : Vaccination I$ NOT Immunizationです。


The Sanctity of Human Blood : Vaccination is Not Immunization (Fifth Edition) [Paperback]
Tim O'Shea (Author)


翻訳本の方は、「予防接種の本当の意味ー大切な人を守るために」としました。

私自身、自分だけの時には何も深く考えずに予防接種を受けていましたが、
娘が生まれからは、
「子供の身体に注射するものだし、健康や命に関わるものだから、まずはどんなものなのかその実態と効能、危険性について親が知った上で判断したい」と思うようになりました。

同じ様に、ただ家族や医者から聞いたほんのちょっとの情報だけで、またはそのプレッシャーに押されて、

よくわからないままワクチン接種を受けてしまう方、

あるいは疑問を感じても参考になる情報をどこで探したらよいのか判らない方、

またはただ副作用が怖いらしい、といううわさだけで、確信はないが受けていないという方

色々だと思います。

私もそうした時期にこの参考書に出会い、まさに目からうろこの体験でした。
そして、自分の知りえた情報を分かち合いたいと思い、Dr.ティム オシアーに了承を得た上で、この本を日本語訳することにしました。

彼の本は、ワクチン接種の始まりと歴史から、現代のワクチンの実情に至るまで、細かい裏づけの参考資料とともに、一般の人にもわかりやすい内容で教えてくれます。

さらに、この本で使用している参考資料は、政府機関、主流の医学誌といった
「ワクチン接種を薦めている側」の資料なので、「ワクチン反対派」が感情的にいった不確定な情報なのでは、という心配がありません。

掲載している情報は、主にアメリカの状況が中心ですが、日本の現状を知るにも十分役に立つものです。
何より、ワクチン製造業者と政府間の権力及び資金関係の結びつき、メディアへの影響力などは、アメリカに限るものとは言えませんから、実に興味深いと思います。

翻訳の全文章を、私の日記に項目ごとにわけて掲載してあります。
ただし、こちらは校正チェック前の文章ですので、多少読み苦しい箇所もあるかも知れません。

今回、著者のウェブサイトに日本語版を電子書籍(e-book)という形で掲載しましたので
ご興味のある方はぜひこちらの方をご覧になって下さい。購入に
は$25かかりますが、その価値は十分あると思います。

(注※当ブログに簡易翻訳版を記事・日記にしているので
購入しなくてもある程度読めます。
上記の目次欄
でご確認ください。
翻訳者様の紹介メッセージをそのまま転載しただけで
購入をすすめているわけではありません。
いつか日本語版が日本でも出版されることを願っています。)

www.thedoctorwithin.com

books & CDs という欄をクリックすると掲示されます。

まずは、日記のほう(無料)をお読みになってから
ご検討くださると良いと思います!

それでは、
この本で得た情報が、一人でも多くの両親と子供達の役に立つことが出来ますように!





医薬品医療機器情報提供ホームページ(医薬品名、ワクチン名検索で、成分、製造法、副作用の医薬品添付文書をPDFファイルで閲覧可能)

その他
薬のチェックは命のチェック No.43[特集]ヒブ・肺炎球菌ワクチン
●予防接種前から髄膜炎は減っている。



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