米国、英国、フランス、イタリア、スペイン、ドイツ、および日本のインフルエンザワクチン市場、2018年までに総額38億米ドルに
2012年11月16日 19時00分
株式会社グローバル インフォメーションは、GBI Researchが発行した報告書「Seasonal Influenza Vaccines Market in Top Seven Countries to 2018 - Next Generation Quadrivalent Vaccines to Dominate the Market by Offering Broader Protection via Single Dose (世界の主要7カ国の季節性インフルエンザワクチン市場:単回接種での予防効果増大による、次世代の4価ワクチンの市場支配)」の販売を開始しました。
医療エキスパートのGBI Researchによる最新のレポートでは、毎年冬になると急性ウイルス性呼吸器感染症インフルエンザが猛威を振るい、多くの国で特別対策を通じてインフルエンザへの対抗に取り組んでいると述べています。
同レポートでは、インフルエンザ罹患者は、熱やのどの痛み、咳、頭痛、倦怠感といった症状から、通常1、2週間で回復しますが、抵抗力が弱い人は重篤化や死亡などの重大な症状を引き起こすこともあるとしています。いずれの場合も、国の医療システムに対し、社会的・経済的な膨大な負荷を与える重大な公衆衛生の問題であることを示しており、時間のかかる作業の結果として、さらなる経済的影響をもたらすものです。
しかし、安全で効果的なワクチンは10年以上前から利用されています。2009年のH1N1インフルエンザ大発生によってインフルエンザに対する関心が高まり、米国、英国、フランス、イタリア、スペイン、ドイツ、そして日本ではワクチンに対する需要が強まりました。これらの先進国では、公衆健康や衛生、ワクチン接種率、予防接種に対する政府支援の増強に対する関心が高く、ワクチンメーカーにとって魅力的な市場となっています。先進国での人口の高齢化も高リスク者を増やす原因となっており、広い範囲での予防接種を促進させています。GBI Researchは、上記7か国におけるインフルエンザワクチンの市場は、2011年から2018年の期間中3.9%の複合年間成長率で成長して29億米ドルから38億米ドルに拡大すると予想しています。
2011年、上記先進国でワクチン接種を受けた人の数は、全人口の28.9%に達しています。最高は米国の40.9%で、最低はイタリアの18.1%でした。2018年の先進7か国でのワクチン接種人口は、32.9%に拡大すると予想されています。
市場調査レポート: 世界の主要7カ国の季節性インフルエンザワクチン市場:単回接種での予防効果増大による、次世代の4価ワクチンの市場支配
Seasonal Influenza Vaccines Market in Top Seven Countries to 2018 - Next Generation Quadrivalent Vaccines to Dominate the Market by Offering Broader Protection via Single Dose
http://www.gii.co.jp/report/gbi253374-seasonal-influenza-vaccines-market-top-seven.html
出版日: 2012年10月26日
発行: GBI Research
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