中国 世界初のE型肝炎ワクチン発売開始 2012.10.27
2012.10.27 16:48

中国の薬品会社「Xiamen(スィヤメン) Innovax Biotech」は27日、E型肝炎ワクチンを世界で初めて販売すると発表した。新華社通信が伝えた。
福建省厦門(アモイあるいはスィヤメン)大学とXiamen Innovax Biotech社が開発したワクチンは、中国東部のチャンス―省で11万3千人のボランティア参加のもと実施された2年間の臨床試験を経て、今回発売にこぎつけた。なお製造及び販売の許可は、昨年12月に下りている。
Xiamen Innovax Biotech社は、政府と協力して、E型肝炎にかかりやすい中国の人々にワクチンを接種する意向だ。またワクチンは、他の国にも輸出される可能性がある。
E型肝炎のウィルスは、汚れた水や食物を通して広がる。世界保健機関(WHO)によれば、毎年E型肝炎に、およそ2千万もの人が感染している。
リア・ノーヴォスチ
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