岡部氏らによる細菌性髄膜炎の説明。 これを読むとワクチンファクトブック2012にある開発中のワクチンすべてが開発→認可→接種しても、細菌性髄膜炎を防げるとは到底思えない。 エンドレス だからこそ、ワクチンがビジネスになると考えれば納得。 http://idsc.nih.go.jp/idwr/kansen/k03/k03_38.html ◆細菌性髄膜炎 細菌性髄膜炎(Bacterial meningitis )は細菌感染による髄膜炎の総称、すなわち疾患群であるが、通常結核性髄膜炎はこの範疇に含めない。化膿性髄膜炎ともよばれ、ウイルス感染が主体である無菌性髄膜炎と対照をなす。診断にあたっては、可能な限り病原診断を行うことが望ましい。抗菌薬療法の発達した現代にあっても、発症すれば致死率は高く、また救命できても重篤な後遺症を残すことがあり、特に小児においては侮れない感染症である。迅速な診断と適切な治療の早期開始が鍵である。
疫 学 わが国における細菌性髄膜炎患者の発生状況は、1981年7月に開始された感染症サーベイランス事業(現在の感染症発生動向調査事業)によって、定点医療機関(以下、定点)からの報告数として把握され、年間の累積定点当たり報告数は1980 年代では1.0人から徐々に減少し 、1990 年代では0.5 人程度であった。 しかし、この間、報告単位が週→月→週と変わったり、定点数も変わったりしているため、本疾患の長期的発生状況の変化をどの程度反映できているのかは定かでない。 1999 年4月施行の感染症法下における感染症発生動向調査によると、年齢別では、5歳未満(0歳及び1~4 歳)の報告が多く全体の約半数を占め、それ以降の年齢では減少しているが、70歳以上ではまた多くなっている。季節に関してはほとんど差異がみられていない。原因菌に関してはインフルエンザ菌、肺炎球菌の順 となっている。 細菌性髄膜炎の一つである髄膜炎菌性髄膜炎 は世界的に分布するが、特にアフリカ中央部のいわゆる髄膜炎ベルト といわれる、西はセネガルから東はエチオピアまでの地域において流行が続いている。そこでは、主にサバンナ地帯で乾期(12~6月)に多く みられ、その血清型はほとんどA群 である。欧米先進国でも時に流行がみられている。2001年に、メッカでのイスラム教徒の巡礼(Haj:ハッジ)においては、帰国してからW135群髄膜炎菌 による発症が英国その他のヨーロッパ諸国でみられ、問題となった。わが国においては、流行性脳脊髄膜炎の名称で1918年に法定伝染病に指定 された。患者報告数は1945年の4,384人をピークに減少し、特に1960年代以降急激に減少した 。 現在は感染症法で定める4 類感染症全数把握疾患に分類されており、報告数は1999年(4月~)11例、2000年15例、2001年8例、2002 年8例である(註:その後、2003年11月施行の感染症法一部改正により、5類感染症全数把握疾患に変更)。 インフルエンザ菌によるものに関しては、欧米でtype b (Hib ) に対するワクチンが使われている国では発生数は激減しているが、我が国においては特に小児における原因菌として重要である。
病原体 病原体(原因菌)は多種類あるが、年齢や基礎疾患によって次のように特徴がある。 ・新生児~生後3カ月乳児:B群レンサ球菌、大腸菌、黄色ブドウ球菌、リステリア菌 ・生後3 カ月以降の乳児~幼児:インフルエンザ菌(ほとんどがHib )、肺炎球菌、黄色ブドウ球菌 ・年長児~青年期:肺炎球菌、インフルエンザ菌、髄膜炎菌 ・成人:肺炎球菌、髄膜炎菌 ・高齢者(50 歳以上):肺炎球菌、グラム陰性桿菌、リステリア菌 また、免疫能低下の状態では肺炎球菌、緑膿菌などのグラム陰性桿菌、リステリア菌、黄色ブドウ球菌(MRSA)など がみられ、脳室シャント後であれば黄色ブドウ球菌、表皮ブドウ球菌などが多く みられる。 感染経路は多くの場合飛沫感染 であり、原因菌が上気道あるいは呼吸器感染病巣を経由して侵入し、血行性に髄膜に到達する。新生児のB群レンサ球菌感染症の場合には、産道感染も考えられている。その他に、リステリア菌が腸管から侵入したり、粘膜や皮膚に付着している黄色ブドウ球菌や表皮ブドウ球菌が、カテーテルを介して血行性に髄膜に到達 することもある。
臨床症状 多くは発熱、頭痛、嘔吐などを示し、進行すると意識障害、痙攣などがみられる。また、そのような経過を明瞭に示さずに敗血症の形を取る場合や、急速に悪化する電撃型もある。年齢が低いほど症状は非特異的であり、
新生児や乳児では発熱以外の症状として不機嫌、食欲(哺乳力)の低下などが目立つ こともある。髄膜刺激症状として項部硬直やKernig 徴候などがあるが、新生児・乳児・幼児では必ずしも明瞭ではない。そのような場合、
大泉門の膨隆がみられる ことも多く、診断の助けとなる。
一般血液生化学検査では、核の左方移動を伴う白血球数増多がみられ、CRP 値は高度の上昇を示す。髄液検査では髄液圧の上昇、主に多形核白血球からなる白血球数の増多、蛋白量の増加、糖量の減少などがみられる。
以下略
その他の関連記事
髄膜炎菌性髄膜炎の疫学。 日本においては第二次世界大戦前後が症例数のピークで、1960年代前半からは激減しており、 近年では極めて稀な疾患…。 1986 ~1994 年の間での小児性化膿性髄膜炎184例のうち、髄膜炎菌によるものはわずか1例。 http://idsc.nih.go.jp/idwr/kansen/k01_g3/k01_43/k01_43.html 乳幼児の突然死SIDS ワクチンの過剰接種と関連か? ●予防接種前から髄膜炎は減っている。 2009年 ヒブワクチンは安全と主張
武内一・細菌性髄膜炎から子どもたちを守る会代表副代表(佛教大社会福祉学部社会福祉学科教授、小児科医)ご発言 http://lohasmedical.jp/news/2009/10/30174521.php?page=6 ■繊維の欠片入ってたらダメなのか @@!?
[武内氏] ぜひご理解いただきたいのは、ヒブワクチンが供給不足になっていることの背景です。
溶かす液にちょっと繊維が混じるとかで国家検定を通らない ということでメーカーが、言い方は悪いですがびびってしまって、そこに
すごくお金を投資してやっておられる というのが現実になっていると。
でも溶かす液に、服の繊維のかけらが空気中に漂っているのが混じり込んだのが問題だという、そんなことは、全く本質的ではなくて、欧米では関係ない 問題。でもそれが日本では通らない理由になっている。病気にかかることとどっちが大事だということははっきりしている。メーカーも頑張ってくれているので、それを待つことと併せて、今は緊急的に入れるということと、何が問題なんだ、というところを強く言いたいと思う。
■樹脂混入 2011年3月
http:// www.jij i.com/j c/c?g=s oc_30&k =201103 1100434 第一三共、乳幼児用ワクチン回収=
溶剤に異物混入 第一三共は11日、主に乳幼児の細菌性髄膜炎を予防するヒブワクチン「アクトヒブ」の一部製品を自主回収すると発表した。ワクチンを注射剤にする際に使う溶剤の一部に樹脂とみられる異物が混入していたため。対象は2010年10月から同日までに出荷された130万本だが、このうち100万本程度は既に使用されているという。(2011/03/11-13:12)
第一三共のPDFです。(アクトヒブ回収について)
http:// www.dai ichisan kyo.co. jp/news /201103 11_294_ J.pdf 回収対象となる製品のロット番号:
E0771
E1174
E0962
E1065
E1235
E1201
G1030
E0897
E1200
E1033
E1160
E1236
G1018
2011年3月
ワクチン推進派 の守屋章成医師のつぶやき
http:// togette r.com/l i/11040 5 」
ワクチンにも
問題なく合格で、全く問題ない「異物」 @@!?
http://kurobe-shin.no-blog.jp/bk/2012/06/post_6d85.html ヒブ菌も肺炎球菌も、乳幼児の5~10%の子どもののどに持っている菌 で、抵抗力が落ちた時に発病し、抵抗力がひどく落ちていると重症化する菌です。多くの健康な子は、発病しても軽くて、かぜやのどの病気と診断されて治るし、もっと健康だと、病気にならずに過ぎて行きます。そういう子育てをしましょう。 第一子で、余り病気をしたことのない子は、 尚更、ワクチンの必要はありません。むしろ 副作用で亡くなる子がいますから、10万人に 一人でも悲劇です。健康でいたのに、ワクチン で死ぬことになったのですから。病気になって 死ぬのと違います。再開後も死者が出ています。特にヒブワクチン、肺炎球菌ワクチンは常在菌で、5~15%の乳幼児が持っている菌です。抵抗力が落ちた時に発病するのです。わたしの説は、赤ちゃんを病気にしないようにしておくと、ワクチンの必要はありません。
2010年感染研
インフルエンザ菌は、グラム陰性桿菌であり、細菌外膜に含まれる内毒素(エンドトキシン)であるリポ多糖体を完全には除去できないという特長があり、この点が、同様のポリサッカライドワクチンである肺炎球菌ワクチンとの大きな相違点である。
"2008年の12月に、国内での販売が開始されたHibワクチンについては、エンドトキシンの含量が極力低い値となるものが供給されている。"
"現在、輸入されているHibワクチンは、破傷風トキソイドとの結合型 ワクチン…同時期に接種されるDPT ワクチンの破傷風トキソイド成分とともに、破傷風毒素に対する免疫効果が必要以上に増強されることで、何らかの副反応などが出現する可能性 も…" http://idsc.nih.go.jp/iasr/31/362/dj3626.html
薬のチェックは命のチェック No.43[特集]ヒブ ・肺炎球菌ワクチン
導入後の情報について
追記
アクトヒブは2008年に、プレベナーは2010年に日本で販売開始。
公費助成を決めた多くの市区町村はこのデータをみてなにを思うのだろう。 http://www.fsc.go.jp/fsciis/attachedFile/download?retrievalId=kai20120717bv1&fileId=310 via Twitter for iPhone
細菌性髄膜炎2006~2011年
速報
◆細菌性髄膜炎2006~2011年(2012年4月25日現在)
細菌性髄膜炎は種々の細菌感染による髄膜感染症の総称である。化膿性髄膜炎ともよばれ、
通常結核菌による結核性髄膜炎はこの範疇に含めず、ウイルス感染が主体である無菌性髄膜炎
と対照をなす。抗菌薬治療の発達した現代においても、発症した際の致命率は高く、また救命
できても重篤な後遺症を残すことがあり、原因菌の検出を含めた迅速な診断と適切な治療の早
期開始が極めて重要である。
細菌性髄膜炎の発生状況の把握は、1981年7月に開始された感染症サーベイランス事業に
よって定点医療機関からの報告として開始され、1999年4月の感染症法制定後も感染症法に基
づく感染症発生動向調査として、全国約460カ所の基幹定点*から週毎の報告が継続されている
(届出基準・届出様式:http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou11/01.html)。
今回は2006~2011年の細菌性髄膜炎の報告についてまとめる。なお、髄膜炎菌性髄膜炎は
全数届出疾患であり、細菌性髄膜炎の報告には含まれない。
* 基幹定点は、2次医療圏毎に1カ所の患者を300人以上収容する施設を有し内科及び外科を標榜する病院
(小児科医療と内科医療を提供しているもの)とされている。基幹定点数は、2006年434、2007年460、2008
年463、2009年464、2010年463、2011年471カ所であった。
2006~2011年に全国の基幹定点から報告された細菌性髄膜炎は、2006年350例、2007年383
例、2008年408例、2009年464例、2010年487例、2011年558例の合計2,650例であった。この中
には、本来、無菌性髄膜炎として報告されるべき病原体名の報告されたものが150例含まれてい
た(図1)。以下では、これらを除く2,500例を対象とした。
434 460 463 464 463 471
2006年
その他
「多剤耐性肺炎桿菌」
http://ameblo.jp/murdervaccine/entry-10865034829.html via Tweet Button
ヒブワクチン及び小児用肺炎球菌ワクチンに関する 死亡症例概要 (平成23年6月4日までの報告分) 辛い気持ちになるかもしれないが、是非とも見ていただきたい。
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000001jqmw-att/2r9852000001jqyw.pdf via Safari on iOS
ヒブワクチン及び小児用肺炎球菌ワクチンに関する死亡報告一覧 先ほどのTweetより後に新たに報告された症例。 大切な人が予防接種、同時接種をした後、不幸な出来事が起きてしまったとき、国と専門家はこのように判定します。 納得できますか?
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r98520000020b41-att/2r98520000020baf.pdf via Safari on iOS
■
細菌性髄膜炎は全国で 10 件(0.008)。福井県では0。 東京都で 1 件(0.008)。愛知県で 1 件(0.013)。大阪府では0 福岡県で 1 件(0.020)。 via twbot2.rb
2012.10.30 15:10
クリーン北海道の会代表土井正 @55_kaede_55
専門家会議では細菌性髄膜炎を予防する
肺炎球菌ワクチンと、 ヒブワクチンの2つのワクチン についても、ことし4月以降に接種を受けた後に死亡した乳児6人の事例を検証 しましたが、 ほかの病気が原因と疑われるなど、いずれも明確な因果関係は認められないとして接種を行うことに問題はないとしています via ついっぷる Pro for iPhone
2012.10.30 19:13
[医学] 高リスク集団の13価肺炎球ワクチン接種は費用対効果的でなさそう:
http://bit.ly/V2za9L #biotoday via twitterfeed
2012.10.30 13:28
↓これ、こわい… なんで緊急促進?! うちは絶対受けない。
RT 【お知らせ】お住まいの市町村で子宮頸がん等ワクチン接種緊急促進事業が行われています
pref.kumamoto.jp/soshiki/32/shi… via Twittelator
何故かヒブも広告に。
2012.11.29 23:24
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