睡眠不足とB型肝炎ワクチン
睡眠不足はあらゆる健康障害を引き起こすことは周知の事実。
そして睡眠が6時間以下の人は6時間以上の人にくらべると、B型肝炎ワクチンの有効性が低いことが最近の研究で明らかになった。
被験者は125人の男女。通常に比べて2倍量のB型肝炎ワクチンを投与した。すると睡眠が6時間以下の人は6時間以上の人にくらべると、ワクチンの有効性が11.5倍低いことが発見された。
この結果は睡眠と免疫系が密接に関連していることを示す。
人体の健康を維持し、免疫機能を働かせるホルモン産生と睡眠との間には強い関連性があるのではないか、と研究者は語る。
いずれにせよ、睡眠不足が与える良い影響というのは聞いたことがない。ワクチンの有効性のみならず十分な睡眠は健康にとって不可欠なようだ。
6時間以下で効かない、ほとんどの大人が6時間以下だからワクチン無効をアピールする記事か
ワクチンが効かないことを睡眠不足のせいにする言い訳記事か
睡眠薬の新薬のマーケティングでもはじまるのか、
感想がありました。
その他、B型肝炎ワクチンを含む記事
医療者のあいだでは、B型肝炎ワクチンは特に抗体がつきにくいことは周知されてるようですね。
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