感染研HPより 風疹・麻疹感染者の65%~76%が風疹・麻疹ワクチン接種or不明で感染していた
ソースは国立感染研調べ。
(※8月15日 追記
未接種の%から感染者の約70%が接種済みを予測できましたが、
なんと、8月に入り、
感染研は、報告の仕方を変更し、グラフを使い始めました。
そのグラフでは、接種済みのほかに「不明」という層を作っていました。
ネットの口コミをかなりチェックされての対応ではないかと予想できます。
このブログも医療系のマーケティング会社などからチェックが入っていることは確実のようです⇒メモ記事
このため、大本営の希望通り、不明を追記し、タイトルは修正いたしました。
まだまだ感染者も増えていて、最終的な分類報告は先になりそうです。)
感染研HPより。
◆ 麻しん・風しん2012年第1~24週 (2012年6月20日現在)
麻しんの2012年第1~24週(2012年1月2日~6月17日診断のもの)の累積報告数は147例であり、昨年同時期の約半数にとどまっている〔麻しん速報グラフ第24週(以下麻しん速報)http://www.nih.go.jp/niid/images/idsc/disease/measles/2012pdf/meas12-24.pdf 図1〕。都道府県別の報告数は愛知県31例、東京都25例、埼玉県18例、千葉県12例、兵庫県10例、栃木県9例、神奈川県9例の順であり(麻しん速報図3、4)、人口100万人当たり報告数でみると、栃木県4.48、愛知県4.18、山梨県3.48、岡山県2.57、埼玉県2.50、福島県2.46、岐阜県2.40の順であった(麻しん速報図8)。一方、28道府県で報告がなかった。年齢群別では、0~1歳の症例が最も多いが、20以上の成人も全体の45%(66例)を占め、そのなかでは20代(31例)と30代(23例)が中心であった(麻しん速報図5、図6)。ワクチン接種歴別報告数では、接種歴のない症例が50例(34%)で最も多くを占めた(麻しん速報図5)。今年は2009年以降報告のなかった麻しん脳炎の合併例が1例報告された(注:2012年第15週の本稿に掲載した、2例のうち1例は、その後、脳炎の合併はないとして訂正された)。感染地域については、国内(国外感染例から国内で感染した2次~3次感染6例を含む)136例、国外8例(タイ4例、中国1例、台湾1例、フィリピン1例、パキスタン1例)、国内または国外3例(東京都/ベトナム1例、大阪府/インド1例、大阪府/英国1例)であった。
麻しんウイルスの遺伝子型は55例で報告されている。詳細は「麻疹ウイルスの遺伝子型が報告
された症例の内訳http://www.nih.go.jp/niid/ja/measles-m/idennsi/2304-idennsigata12-24.html」や、「麻疹ウイルス分離・検出状況http://www.nih.go.jp/niid/ja/iasr-measles.html」を参考にして
いただきたい。
風しんの2012年第1~24週の累積報告数は393例であり、これまで最多の累積年間報告数であった2011年の371例を既に超え、昨年の同時期(214例)と比較して1.8倍の報告数となった(図)。都道府県別の報告数は兵庫県121例、大阪府102例、東京都45例、京都府20例、神奈川県13例、千葉県9例の順であり、人口100万人当たり報告数でみると、兵庫県21.7、大阪府11.5、京都府7.6、福井県3.7、滋賀県3.5、東京都3.4の順であった〔風しん速報グラフ第24週(以下風しん速報)http://www.nih.go.jp/niid/images/idsc/disease/rubella/2012pdf/rube12-24.pdf 図3、図7〕。男女別にみた年齢群別ワクチン接種歴別報告数では、男性303例(77%)、女性90例で男性が女性の3倍以上報告されており(風しん速報図4)、年齢については男性の年齢中央値32.0歳(Q1-Q3*:22.0-38.0)、女性の年齢中央値27.0歳(Q1-Q3:17.0-36.8)であった。20歳以上の男性(247例)だけで報告数全体の63%を占めた。ワクチン接種歴については接種歴の無い症例が男性で24%、女性で35%だった(風しん速報図4)。感染地域は388例(99%)が国内感染、国外での感染(中国)1例、国内または国外での感染4例〔茨城県/米国1例、東京都/中国1例、国内(都道府県不明)/フィリピン1例、国内(都道府県不明)/国外(国不明)1例〕であった。流行している地域では、学校内、職場・施設内での集団発生が報告されており、報告数が少ない地域でも、妊婦や妊婦の家族での感染、同僚に妊婦がいる成人での感染が報告されている。
*第1四分位数‐第3四分位数
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図. 風しんの累積報告数の推移(2008~2012年第24週) |
麻しんは、かつてのようないわゆる子どもの感染症ではなく、年齢にかかわらず命に関わる重篤な疾患である。(※引用注ワクチン普及の結果抗体維持↓)また、風しんは一般的には数日で治癒する予後良好な疾患ではあるが、麻しんと同様、成人での流行が発生しうる感染症であり、さらに風しんウイルス感染に生じる大きな問題として、先天性風しん症候群(congenital rubella syndrome:CRS)がある。これは妊娠前半期の妊婦の感染により、風しんウイルスが胎児に感染し、先天異常を含む様々な症状を呈する症候群である。2011年には夫から感染したと思われる妊婦の風しん感染例が複数報告されたが、今年は昨年を上回る風しんの発生状況でありCRSの発生するリスクも過去5年間で最も高い状態といえる。
昨年度より、麻しんを疑ってウイルス分離やPCR検査を実施し、麻しんを否定された検体について風しんを含めた他のウイルス性発疹症の鑑別を積極的に行っている自治体が複数ある。発熱性発疹性疾患を診断する場合には、麻しん・風しんの鑑別も公衆衛生上の重要性から、地域の流行状況に関わらず常に念頭におき、適切な検査診断をすること、どちらかの確定診断がついた際には、届出医・行政の連携で迅速な対応に繋げることが重要である。
麻しん・風しんは、ともに特異的な治療法はないものの、予防接種で予防可能な感染症である。定期接種対象者である小児や中学1年相当・高校3年相当の年代(2008年度~2012年度の5年間のみ)の者に加え、麻しん・風しんの患者に接する機会がある医療従事者・教育福祉関係者をはじめ、海外渡航を予定している者、今後妊娠を希望する女性やその家族などの成人の方も、麻しん・風しんの罹患歴や接種歴がない、または不明な場合には積極的に予防接種を受け(※引用注:抗体陽性かどうか?日本の抗体価基準は国際基準の3倍の高さ、国際基準では陽性とされる数値で、接種対象)
ることを検討していただきたい。また、2004年に出された「風疹流行および先天性風疹症候群の発生抑制に関する緊急提言」http://www.nih.go.jp/niid/ja/rubella-m-111/2145-rubella-related/2174-rec200408.html には、妊婦の風しん患者、または風しん患者接触のあった妊婦への対応をはじめ、予防接種や積極的疫学調査についてまとめられているので参考にしていただきたい。
麻しんと風しん(先天性風しん症候群を含む)のこれまでの発生状況や疾患の説明は、それ
ぞれhttp://www.nih.go.jp/niid/ja/diseases/ma/measles.html
、http://www.nih.go.jp/niid/ja/diseases/ha/rubella.html をご参照ください。
感染研HPより転載終わり。
ツイッターより。
今年は2008年から国をあげて行ってきた麻疹排除五年計画最終年度。 国立感染症研究所の多屋氏、必死でRADIOでも声を大に。 乙乙。 http://medical.radionikkei.jp/kansenshotoday_pdf/kansenshotoday-120215.pdf via Safari on iOS
↓これは興味深い。五年間の麻疹風疹制圧の最終年度だから鞭入れ?
しかも麻疹の報告例の約3分の1程度のみがワクチン未接種と。
Twitterやメディア情報だけでは感染者の大半がワクチン未接種と勘違いしそうな勢いだったが。 検査法変えたり診断や報告を強化したら報告数は増えるし。 via Twitter for iPhone
FRCSRJP国立感染症研究所 2012年第24号<注目すべき感染症>麻しん・風しん2012年第1~24週 http://www.nih.go.jp/niid/ja/measles-m/measles-idwrc.html 麻しんについて昨年同時期の約半数にとどまっているとあるのですが、トップページでは増加中のサインが点滅中。http://www.nih.go.jp/niid/ja/from-idsc.html via web
2012.07.25 22:02
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