不活化ポリオワクチンの副反応
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上は平成23年12月3日に行なわれた「宮城県広域化予防接種事業研修会学術講演会」での、岡部信彦先生(国立感染症情報センター)の講演録からお借りした表です。
アメリカのワクチン副反応報告制度のデータベースによると、2010年にはIPV(不活化ポリオワクチン)単独で、死亡4例、障害7例、入院45例が報告されています。
また「三種混合+IPV+ヒブ」では死亡27例、障害5例、入院124例 が報告されています。
IPVは生ワクチンではないため、ポリオこそ発症しませんが、副反応がゼロではありません。
現在日本ではIPVは未承認のため、副反応による被害に公的な救済制度が適用されません。
IPVを希望される方はこのことも知っておく必要があります。
不活化ポリオワクチンの副反応
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